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【シリーズ6構築】チラウラ

ダブル6-チラウラ



【経緯】

シリーズ6ダブルは、愛車ゴリランダーが出禁。
シリーズ5で使っていたインテレオンをシリーズ6用に手直しして使ってみたものの、今環境の草タイプでは、相手の水タイプ(アシレーヌ、ラプラス、ミロカロス、水ロトム、キングドラなど)に大きい隙ができてしまう。いきなり3連敗して、これはまずいなと。ゴリランダーが如何に偉大だったか。
泡沫のアリアアシレーヌ+大トリトドンの並びになすすべなく敗れ、地均しエレザード+弱保ドククラゲにもなすすべなく敗れた。もうダメかもしれない(真顔)

そこで、この環境で注意すべきポケモンをまず列挙することにした。

〇パッチラゴン+ファイアロー
今環境最上級の殲滅力を誇るパッチラゴンを追い風から動かす。上から殴られたらひとたまりもない。

〇アシレーヌ
水とフェアリーという一貫性の高い打点を最高級のCから放ってくる。おまけに打点を確保しづらく処理に困る場面も多数。

〇キングドラ+ニョロトノ
雨下で高速高火力となったキングドラに手助けを乗っけて攻撃を放ってくる。

〇リザードン(+キュウコン)
桁違いの火力でダイマックスだろうが構わず即処理してくる。但し、他の危険ダイマックスポケモンに対して全体的に分が良くない。中低速黙らせポケモン。

〇ポリゴンZ(+ピッピ)
バークアウトが1回入ったくらいでは止まらない火力を叩きつけてくるポケモン。ダイアタックのS下降もかなり優秀。

〇袋叩き+テラキオン・コバルオン・ビリジオン
決められたら大変。

〇高速波乗りorアクアジェット+弱保セキタンザン
追い風されても速いセキタンザンが敵を粉砕する。波乗り起動のマニューラ・ニューラは袋叩き役でもあるため、同時採用されていることもある。アクアジェットは、追い風下のパッチラゴンに先攻して動ける点が魅力。

〇アローラガラガラ
トリル下で動いてくる。弱保起動後のセキタンザンの火力を普通に出せて、一貫性の高いゴースト打点で殴ってくるため、暴れられる態勢をとられたら厳しい。

〇ドラミドロ
トリル下で動いてくる。サマヨールの地均しで弱保を起動するタイプと、珠で動いてくるタイプがいる。単純に火力が高く、倒しにくいので対応が難しい相手。

〇ラプラス+キュワワー
キュワワーで弱点保険を起動して殴ってくるラプラス。ラプラス以外にも様々なポケモンの弱点保険(と草食)を発動させてくる。

このように、実に様々な相手が仮想敵となる。上位ポケモンが出禁になったからといって、まったく予断を許さない状況である。

まず難しい相手として、追い風相手にどう立ち回るか、というのがある。これは8世代ダブルを考える上で常に悩ましいことだ。エルフーンは居なくなったものの、ファイアローは健在であり、追い風対策は至上の命題である。
まず例えば、ガラルマタドガスを使うのはどうかと考えた。マタドガスは特性により相手の特性を無視できるので、先攻即処理さえできれば追い風対策にはなる。しかし、ファイアローが元からありえない素早さのため、それができるポケモンは僅かだ。スカーフを持った何かしら(ウオノラゴン、パッチラゴンあたり?)を使う他ないが、歪な先発に不安感を隠し切れない。
次に考えたのは、猫騙し+水ウーラオスである。ウーラオスは特性により守るを貫通できるため、ファイアローが猫警戒で守ったとしても確実に処理できる。しかも、水ウーラオスは、スカーフを持つことでニューラあたりの襷持ちのギミック始動役を即処理しやすく、相手の危険ギミックに対する処理性能が非常に高い。相手もウーラオスの水流を嫌ってトリトドンでケアしてくる場合があるので、こっちの猫騙し役はゴチルゼルで決まり。古今東西最強のセキタンザン対策はゴチルゼルと決まっている。

よって、ゴチルゼル+水ウーラオスの確実な採用から構築スタート。
ウーラオスを採用した場合、相手のアシレーヌの対応はキッチリしなくてはいけない。そこで、大アシレーヌを即処理できるポケモンとして、パッチラゴンを起用。対水にキッチリ対応できるポケモンとして非常に頼もしい。

但し、ゴチルゼル+ウーラオスを採用したからといって追い風に勝てるようになるわけではない。もし先発にファイアロー+パッチラゴンが並んだ場合、追い風を止めることはできても、相手のパッチラゴンにダイジェットされ、壊滅してしまう。それは避けなければならない。
そこで、オーロンゲ+ウインディに注目。ウインディは、パッチラゴンの上を取りながら威嚇鬼火を撒ける有能ポケモンであり、一方でオーロンゲは壁張り耐久力を上げることができるため、後発ダイマックスをする上で非常に強力な先発となる。オーロンゲは、パッチラゴンを使う以上、相手のパッチラゴンを考え電磁波ではなく怖い顔とすれば、例えばファイアロー+パッチラゴンのような初手にウインディ+オーロンゲを並べたとすると、怖い顔+鬼火を集中することでパッチラゴンを止めることができる。これは間違いなく強い。

最後は、対トリパなどでの詰め筋となるポケモンが良いと考えた。アーマーガアは、タイプ的な投げやすさがあり、詰め筋として使えば対トリパなどで動けるのではと思って採用。

まあ本当は、先発ウインディ+オーロンゲ後発アーマーガアみたいなの使えないかなと思って組み始めた矢先、ギミック破壊にゴチルゼル+水ウーラオスを思いつき入れることに決め、最後の枠はどう考えてもパッチラゴンだったという話なのだが。


【運用】

①先発ウインディ+オーロンゲ後発パッチラゴン+水ウーラオスorアーマーガア
いわゆる基本選出。なのだが、相手に水ウーラオスが居ると厳しい、相手のギミック対応力に欠ける、ということで、「何してくるかわかる」相手にはあまりしない選出。何してくるかよくわからん相手には先発オーロンゲ+ウインディで行く。あとは、ファイアローとパッチラゴンが入った構築にもこの先発が一番良い。

②先発ゴチルゼル+水ウーラオス後発パッチラゴン+ウインディorアーマーガア
ギミック対応力特化の先発。ニューラタンザン、(トリトドン入りの)袋叩きギミックなどには必ずこの選出をする。ファイアロー入りは、パッチラゴンが居なければ割とこの先発で対応しにいく。

③先発水ウーラオス+パッチラゴン後発ウインディ+アーマーガアorオーロンゲ
先発でギミック対応したいが、ウーラオスをアシレーヌから保護するためパッチラゴンも出したい、という場面に出せる。オンバーンのような相手にローキック+ダイドラグーンで動いたりすることもできるので、追い風オンバーンやダイマオンバーンへの解答にもなる。

④先発アーマーガア+ウインディorゴチルゼル後発適当
モロバレルとトリル役がどちらいてトリルを止められないと判断した場合には、この選出。アーマーガアでビルド積んだあとダイマして殴りかかる。


【所感】

現在の戦績14-2。今期はいきなり6-9スタートで完全にサガっていたが、この構築にした途端に勝ちだす。
結局この環境、パッチラゴンとウーラオスがトップな気がしてやまない。

格付け表も作ったので適当に貼っておく。

20200920 シリーズ6ダブル格付け 2020_9_20
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インテレオン立ち回り例

前回のインテレオン構築は、中高速相手にインテレオン殲滅筋、低速相手にゴチルゼル制圧筋を盛り込んだ構築であった。

その典型的な立ち回り例として、2試合ずつ紹介する。


★インテレオンによる殲滅筋

〇1試合目

動画

先発:インテレオン、トゲキッス
後発:バンギラス、ゴリランダー
非選出:ジュラルドン、ゴチルゼル
vs
先発:トゲキッス、ウォーグル
後発:エルフーン、テラキオン
非選出:ジュラルドン、ガオガエン

ダイジェットで加速して手助けダイアイスで大ウォーグルを処理し、削れたエルフーン+テラキオンの前に鉢巻ゴリランダーを降臨させる。ここまでは完璧だったが、エルフーンの甘えるによりゴリスラでテラキオンを倒しきれず、テラキオンの処理を誤り敗北。

対ウォーグルや対リザードンのような、中速ダイジェット役に対する動きだが、インテレオンが手助けを受けることで、晴れ下大リザードンや大ウォーグルを1発で始末することが可能であるため、この筋を狙って動くのが基本路線。
その筋が上手く機能していたが、甘えるをケアできていなかった。ゴリスラをエルフーンに飛ばし、インテレオンでテラキオンを狙うべきだっただろう。
インテレオンとゴリランダーを同時に動かしたのも良くなかった。終盤の詰めが甘かった試合。


〇2試合目

動画

先発:インテレオン、トゲキッス
後発:バンギラス、ゴリランダー
非選出:ジュラルドン、ゴチルゼル
vs
先発:バンギラス、ドリュウズ
後発:コータス、ピッピ
非選出:リザードン、フシギバナ

サマヨールトリル筋を仕込んだコータス+フシギバナ構築は良く見るが、今回はバンギラス+ドリュウズ筋を仕込んだコータス+フシギバナ(に見える)。

まず対コータス+フシギバナ系列への選出は、先発インテレオン+トゲキッス後発バンギラス、と決めている。対バンギラス+ドリュウズの場合は先発インテレオン+トゲキッス後発ゴリランダーなので、どちらも満たす選出で即決。
出てきたのはバンギラス+ドリュウズであり、どちらのダイマ筋にも対応した行動を要求される。バンギラスは狙撃1発であるので、バンギラスに狙撃を撃ち、ドリュウズダイマパターンに備えトゲキッスは守る。バンギラスがダイマックスして保険を発動させた場合でも、裏からゴリランダーを出せば即解決するので、恐れることは何もない。すると、相手はドリュウズがダイマックスし、バンギラスはコータスに交代。どうもドリュウズが保険であり、コータスの晴れで水技を受け保険を発動させる算段だったらしい。結果、コータスは即処理でき、トゲキッスは存命。こちらの行動が上手く嵌った形となった。
次に、ピッピが出てきて難しい場面。晴れているため、こちらのインテレオンは狙撃によってピッピもドリュウズも手助け込みでも倒すことはできない。そこで、コータスは倒れリザードンが不在である以上バンギラスはお役御免だと判断し、トゲキッスの裏からバンギラスを投げ、晴れを打ち消しながら狙撃をドリュウズに撃ち込むことにした。ピッピに吸われても、D無振りなら狙撃+砂で落とすことができる。ドリュウズは、耐久に振っているとフレンドガードで耐えられ保険を発動されるが、たとえそうなっても、そのあとトゲキッスを出して攻撃を誘導しながらピッピに殴り掛かればゴリランダーで制圧可能だと判断した。結果的には、ドリュウズに急所ヒットし、その時点で勝ち確定。
この日は結構怪しい立ち回りをしてしまっていたが、その中ではかなり真っ当な立ち回りで攻め崩せた感がある。


★ゴチルゼルによる制圧筋

〇1試合目

動画

先発:ジュラルドン、ゴチルゼル
後発:ゴリランダー、トゲキッス
非選出:インテレオン、バンギラス
vs
先発:ナットレイ、キングドラ
後発:ニョロトノ、トゲキッス
非選出:モロバレル、ポリゴン2

相手は全体的に火力低めの低速ポケモンが多く、ゴチルゼルが大変刺さっている。出さない理由がない。対雨ということでジュラルドン筋で攻めることにした。ゴリランダーは出さない理由がない。
バンギラスを出すかどうかは悩ましかったが、怯みに期待できる天の恵みトゲキッスで決めた。
先発はナットレイ、キングドラであり、交代封じに成功したため、ダイドラグーンを撃ってナットレイの火力を下げながら、鉄壁ナットレイを封殺するために挑発を撃ち込んだ。結果、ナットレイは鉄壁型ではなく、はたき落とすを食らってしまう。そのあと、ダイドラグーンを食らうものの、耐えたためダイドラグーンをキングドラに決め、キングドラはゴリスラ圏内。キングドラを処理した裏から登場したのはトゲキッス。ゴリラを温存し、トゲキッスを全力で殴ればゴリラ圏内に押し込んで勝てそうだったので、その戦略で勝ちをもらった。


〇2試合目

動画

先発:バンギラス、ゴチルゼル
後発:ジュラルドン、ゴリランダー
非選出:インテレオン、トゲキッス
vs
先発:アシレーヌ、ヤミラミ
後発:ナットレイ、ピッピ
非選出:ドラパルト、セキタンザン

ドラパルト+セキタンザン相手ということで、バンギラス+ゴチルゼルを先発にならべ、交代を許さず倒していく方針。相手の先発はアシレーヌ+ヤミラミで、ヤミラミからの干渉を受けないバンギラスで攻め切るのが良さそうと判断し、ダイマックスを切る。ゴチルゼルが挑発を受けると困るので、ゴチルゼルはサイドチェンジしつつ、アシレーヌに削りを入れるためバンギラスはダイロック。相手はアシレーヌがダイマックスし、ゴチルゼルを殴ったはずのアシレーヌはバンギラスに攻撃し、保険発動。こちらのバンギラスの方が速かったので、次は上からアシレーヌを叩ける場面。
次は、ゴチルゼル挑発→ヤミラミ+バンギラスダイロック→アシレーヌと動く。相手はヤミラミがサイドチェンジしたためアシレーヌを倒しきれず、ヤミラミは即処理したもののバンギラスを倒されてしまう。挑発はアシレーヌへ。とはいえ、挑発が入ると相手は守れなくなるというのが非常に大きい。
次にゴリランダーを繰り出したが、相手にピッピが居ることを考えればこれはあまりよくない選択だったかもしれない。ジュラルドンでバークアウトから入るべきだったか。ピッピが出てきたため、守るができないゴリランダーはやむなく下げジュラルドン。ここでジュラルドンがダイフェアリーで倒されていた場合は少しだけ苦しくなっただろう。実際に撃たれたのはダイアイスで、ジュラルドンが耐えたため、あとは流れで勝ち。もしジュラルドンが即処理された場合は、鉢巻ゴリランダーが馬力を連射していく展開になっただろう。


【結論】

勝てる構築とは、ゴチルゼルを採用した構築である。

【9期ダブル構築紹介】インテレオン構築

ダブル-インテキッス2-1


【配分】

〇インテレオン:臆病CS
手助けを受ければ、半端なダイマックスポケットモンスターは即処理できる。

〇トゲキッス:控え目191-x-122-161-136-120
S+1で110族抜き、無補正エースバーンの珠火球耐え、補正フシギバナの珠ヘドロ爆弾(ダイアシッド90)耐え、エアスラッシュでHチョッキゴリランダー2発。

〇ジュラルドン:控え目167-x-136-189-72-114
適当配分。ダイドラグーンで無振り大ドラパルトを仕留められるようC全振りしたあと、残り適当(適当)。

〇バンギラス:意地っ張り201-198-131-x-121-93
適当配分。ダイロック+砂ダメージで無振りドラパルトが落とせるくらいのAを確保。ガオガエン抜き祈願のSを振った。

〇ゴリランダー:意地っ張り193-187-112-x-91-125
最速バンギラス抜き、鉢巻草場グラスラでギガイアス1発、草場と相性の良いH16n+1。A+2バンギラスの鬱憤晴らしと砂ダメージ1回を耐えるくらいの耐久を確保。

〇ゴチルゼル:穏やか175-x-120-116-169-91
最速モロバレル抜き、補正キングドラの珠ダイストリーム140耐え、補正バンギラスの鬱憤晴らし耐え。


【概説】

中速のどっしりしたポケモンが好きなのだが、そういったポケモンで構築を固めてしまうと、どうしても構築に隙ができてしまう。特に、リザードンやエルフーン+テラキオンといった、ちょっと速い鬼火力のポケモンに殲滅されてしまう恐れがある。構築に1体は速いポケモンを採用したい。そこで、高速ポケモンを研究することにした。
速いポケモンと言えば、ドラパルトやエースバーンが筆頭であろう。しかし、これらのポケモンがどうしても扱いに難があるように感じられてならなかった。エースバーンは威嚇を受けてしまうため、ガオガエンをクルクルされると火力が下がってしまう。ドラパルトは、特性のお陰で火力は下がらないものの、物理はダイマが切れると途端にショボいポケモンになってしまい、特殊はダイジェットが撃てない(or火力に難がある)のが使いにくさの原因だ。
そこで注目したのがインテレオン。威嚇の影響を受けず、高火力ダイジェットで中速を加速させることができる上、巨大狙撃の即処理性能は非常に高く、特性がパッとしないことを差し置いても、高速高火力ポケモンとして理想的な性能であった。

インテレオンを運用する上で注意しなければならないのは、対ゴリランダー。特に鉢巻ゴリランダーは、ダイマックス時のインテレオンすら余裕で即処理してくるので注意しなければならない。
そこで、この指止まれでグラススライダーを半減しながら吸うことができるトゲキッスを採用。手助けも覚えるので、手助け+巨大狙撃のトンデモ火力により敵の耐久半端ダイマックスを即処理しにいく動きも可能となる。

水タイプのアタッカーを採用した際に注意しなければならないのは、相手の水タイプの処理が遅くなりがちなことである。とはいえこの問題は、ゴリランダーを採用することで瞬時に解決される。特に、ダイマックスした水タイプの即処理まで狙える鉢巻で採用することにした。

残りの編成は、特に対フシギバナ、対トリックルーム、対セキタンザン、対雨を見据えて決めるべきだと考えた。
フシギバナは、こちらのインテレオンがダイジェットを撃ってもフシギバナが臆病の場合は晴れ下で抜くことができず、一方トゲキッスは指に専念せねばならないため手助けを重ねた即処理も狙いにくい。

そこで、まずバンギラスを採用することで、対晴れの立ち回りを格段にしやすくした。これにより、対晴れではインテレオン+トゲキッスの裏にバンギラスを置けば、ほぼ盤石となる。バンギラスは保険を持つことで、対ドラパルト+セキタンザン相手にこちらも保険を発動させて殴りに行くことができるようになる。
また、バンギラスを採用したことでゴリランダーが重くなるため、ゴリランダーの草技を受けつつも、対トリルや対雨での要石となるポケモンとして、ジュラルドンを採用することにした。ジュラルドンは対ドラパルト・水ロトム性能に優れるため、インテレオンの裏のダイマックスポケモンとして非常に強力であると考えた。

最後の枠はかなり悩んだ。依然対ゴリランダーが薄く、また鉄壁ナットレイにも好き勝手動かれてしまうため、ウインディやウルガモスなどが候補に挙がった。
しかし、採用されたのはなんとゴチルゼル。ゴチルゼルは、影踏みと挑発により相手の取れる行動選択肢を極限まで縮小するというオンリーワンの性能を持っているポケモンで、トリパを含む一部のギミックパーティに対する圧倒的性能を誇っている。対トリパを盤石にしつつ、鉄壁ナットレイを含む一部の要塞ポケモンを完封し、対セキタンザンでセキタンザンの交代を許さずに仕留めるポケモンとして、ゴチルゼルは十分理想的に見えたため、採用。

構築、完成。


【詳説】

〇インテレオン

水技のダイマックス時の火力はどれも160。非ダイマ時にこの指の妨害を受けずに動けると強いと思ったので、狙い撃ちか濁流のどちらかが良いと考え、命中安定の狙い撃ちを選んだ。急所に当たりやすいので、ワンチャンスナイパー高火力を狙うこともできる。
氷技は、火力重視の吹雪。手助け+ダイアイスでウォーグルの即処理を狙う上で、威力140は捨てがたいと考えた。一応、ダイアイス後非ダイマ時に吹雪を撃つ動きも可能と言えば可能。


〇トゲキッス

安定の構成。高速ダイマックスと手助けの相性の良さはもはや疑いようがない。
持ち物は、ギリギリ耐えたときに天候ダメージで落ちないようにするオボンと、眠り粉対策をどっちも可能とする、防塵ゴーグル。


〇ジュラルドン

徹底抗戦は、火力こそ魅力だが、耐久を削るのには抵抗感があるポケモンであるので、ラスターカノンにしてある。しかし、実は徹底抗戦の方が良い説はあるかも。
竜技は、ダイマックス時のドラパルトを倒すために流星群一択。
電気技は非ダイマ時でも強い10万ボルト。
最後に、対トリパでの要となるバークアウト。


〇バンギラス

普通過ぎるバンギラス。


〇ゴリランダー

ポケットモンスター。
問答無用の鉢巻。
文句なしの技構成。
ゴリスラの前にひれ伏せ。


〇ゴチルゼル

運用から、挑発は確定。対トリルで出すことが多いため、イエッサンのサイコ場を利用できるワイドフォースを採用。
猫騙しやサイドチェンジは、読み外した場合でも足を引っ張らずに活躍してもらうための技。サイドチェンジは、対セキタンザンでバンギラスを鬼火から庇えるようにする目的もある。


【運用】

選出パターンは主に2種で、

①先発インテレオン+トゲキッス後発ゴリランダー+バンギラスorジュラルドン
②先発ジュラルドン+トゲキッス後発ゴリランダー+バンギラス

となる。ゴチルゼルを出すのは特殊なパターンなので、別途後述する。


★インテレオン+トゲキッスで対処したい例

①ドラパルト+テラキオン
相手の有力筋は、「ドラパルトダイジェットorダイホロウ+テラキオン岩雪崩」か「ドラパルト袋叩き→テラキオン+テラキオンダイロック→トゲキッス」といったところだろう。こちらは「インテレオンダイアイス→ドラパルト+トゲキッスこの指」で動く。ドラパルトが拡大した場合は倒しきれないが、鉢巻ゴリスラ圏内まで削りつつ、ダイホロウの場合はインテレオンが上を取り、ダイジェットの場合でも、テラキオンは襷が削れた状態であり、テラキオンのインファイトはどちらも耐えることができるため、分は悪くない。
テラキオンが拡大した場合は、インテレオンでダイジェットしながらゴリハンを撃つ筋を狙いにいく。

②エルフーン+テラキオン
相手の有力筋は「追い風+ダイロック」で、トゲキッスの処理を狙いながら耐久を上げてこちらの攻撃を耐えることだろう。こちらの筋は、相手の裏に応じて幾通りもあり難しいが、「手助け+巨大狙撃」でトゲキッスとテラキオンを相打ちさせる筋はあまり得策ではない。というのも、裏からインテレオンを(エルフーンの手助けと併せて)即処理できるようなポケモンを出されると、トゲキッスで吸うことができず一気に困るからだ。理想は、テラキオンを削りつつゴリスラ圏内に押し込み、テラキオンを縛りながらエルフーンの処理を狙うことだ。
1つの筋は「トゲキッス守るorこの指+インテレオン巨大狙撃」で、これは初手の叩きにもダイロックにも対応した動きになる。守った場合はトゲキッスの即処理は防ぐことができ、次のターンにはダイジェットでエルフーンを狙いながらトゲキッスがこの指で倒れ、ゴリランダーを出すことになる。この指の場合は、T2でゴリラを繰り出し縛りに行く。
他は、ヤンキー叩きをしないこと前提だと、「トゲキッス守る+インテレオンダイジェット→テラキオン」もそれなりに有効。テラキオンはゴリスラ圏内に入り、T2でこの指ダイジェットをすればエルフーンを処理しながらインテレオンが敵ポケモンの上を取る動きができる。「トゲキッスこの指+インテレオンダイジェット→テラキオン」は、ヤンキー叩きに対応しながらテラキオンをゴリスラ圏内に押し込み、T2でゴリスラを撃ちながらダイジェットで加速する方針。実はこれが一番確実で強そう感はある。
また、「トゲキッス交代→ゴリランダー+インテレオンダイジェット→テラキオン」つ動く鬼案もある。ゴリランダーはテラキオンの珠ダイロック+砂ダメージを耐えるので、ゴリランダーが削れても良いと判断するならこれをやる。T2で「テラキオンダイウォール+エルフーンムーンフォース→ゴリランダー」と動かれるとゴリランダーが倒されてしまうが、こちらのインテレオンはダイジェット2回目でテラキオンより速くなるので、トゲキッスを出して「手助け+巨大狙撃→テラキオン」で砂下の大テラキオンを倒すことができる。

③バンギラス+ドリュウズ
先発でバンギラス+ドリュウズを出された場合は、「トゲキッスこの指+インテレオン狙撃→バンギラス」と動くのが良さそうだ。バンギラスが拡大しなければバンギラスを倒すことができ、拡大された場合でも裏のゴリスラで狙いに行ける。

④コータス+リザードン
先発でリザードン+サマヨールに並ばれた場合、「トゲキッス手助け+インテレオン狙撃→リザードン」と動けば、晴れにされても大リザードンを即処理できる。リザードンの裏からバンギラスを投げる筋も取れない。
相手はリザードンを捨てながらトリルしてバンギラスを出すしかないが、狙撃を1回当てればゴリスラ圏内となる。あとはサイチェン択を頑張って当てる。

⑤コータス+フシギバナ
裏にバンギラスを置きつつ、「トゲキッスこの指+インテレオンダイアイス」が基本筋となるだろう。


★ジュラルドン+トゲキッスで対処したい例

①ドラパルト+トゲキッス
ジュラルドンが得意とする相手。隣にトゲキッスを置けば盤石の布陣。

②ポリゴンZ+この指
指役を無視しながらジュラルドンがポリゴンZを殴る。トゲキッス方向をノーマル技で殴ると思われるので、トゲキッスは守ったりバンギラスに交代したりで防ぎきる。

③イエッサン+フーディン
「トゲキッスダイジェット→フーディン+ジュラルドンバークアウト」で動く。

④ラプラス
ジュラルドンで適当にあれこれやったあとゴリランダーで粉砕したい。

⑤イエッサン+ブリムオン
手助け+ダイスチルでブリムオンはリリバを貫通して落ちる。

⑥キングドラ+ニョロトノorペリッパー
頑張ってくれジュラルドン!

⑦ヌメルゴン
頑張ってくれジュラルドン!


★ゴチルゼルを出す例

①セキタンザン
バンギラス+ゴチルゼルで出し、サイドチェンジをしながらセキタンザンにダイロックを撃つ。

②サマヨールorポリゴン2始動トリパ
ジュラルドン+ゴチルゼルで出す。バクアやら挑発やらごにょごにょやってれば何とかなる。


【総括】

インテレオン大丈夫か、と思ったが案外勝てた。マスターで16-4。
来シーズンもインテレオンは使っていこうかと考えている。多分ゴチルゼルも使う。トゲキッスは使えなくなるのでウルガモスにチェンジ!

【ダブル構築紹介】制圧ミロカロス+キュワワー

ダブル-ミロキュワ2-1


【配分】

〇ドラパルト:控え目CS
控え目の火力が欲しい。

〇キュワワー:慎重HB
よくわからなかった配分。ガオガエンやゴリランダーの猫騙しに確実に先手取れるようにS振るべき説が割とあるが、そもそもゴリランダーにミロカロスが対面したらガオガエンに下げる他ないし、ガオガエンはS振りそこまで多くないし勝気でC上がるからいいや、みたいな。

〇トゲキッス:控え目191-x-122-161-136-120
ダイジェ1回で110族抜き、A168エースバーンの珠火球耐え、C167フシギバナの珠ヘド爆(ダイアシッド90)耐え、エアスラッシュでチョッキHゴリランダー2発。

〇ミロカロス:控え目183-x-107-167-113
過去の遺物。キュワワーからギガドレインを受けるので以前の耐久ラインは使えない(

〇ガオガエン:陽気HS
水タイプに上からバクアを入れ、返しを1発は耐えるようにチョッキを持っている。C195-1珠アシレーヌのダイストリーム150や、C161リザードンの珠サンパワーダイアース120を耐える。

〇ゴリランダー:意地193-187-112-x-91-125
鉢巻グラスラでHギガイアス1発のAと、最速バンギラス抜きのSを確保し、Hを草場と相性の良い16n+1にして残り適当。色々耐えてくれ。


【概説】

環境が変わり既に時代遅れになったミロカロス構築をリニューアルしようと考えた。その矢先、ギガドレインでラプラスの弱保を起動するキュワワーという着想に感銘を受け、ならミロカロスでやったろかいという話に。
雑に強そうなドラパキッスガエンゴリラ入れて完成~~~~~イェイイェイ

結果的に、ミロカロスが存在だけでガオガエンを牽制してくれるため、ゴリランダーがかなり動きやすく仕上がったように感じた。


【詳説】

〇ドラパルト

私はドラパルトは特殊が好き。
特殊の良いところは、ダイマックスしなくともかなりの高火力が出るところであり、例えばドラパルトを即処理してきそうな相手(ジュラルドン等)に当たったとき、「トゲキッス手助け+ドラパルト流星」で大火力を出しつつもサクっと退場していただき、別のポケモンにダイマックスを切る、というように、立ち回りに柔軟性が生まれるからだ。
物理ドラパルトは、ダイマックスしない場合、ダイマックスが切れた場合に動きがしょうもなくなりがちなのが気になってしまう。ダイジェットは間違いなく強いのだけども。


〇キュワワー

やることなくなって暇になってするサイドチェンジがとても弱い(読まれやすい)ので、手助けにしてしまった。敵のダイジェット展開にトリルを決めていけると玄人感溢れるが、なかなか決めに行けない。
弱点は挑発。メンタルハーブなどを持つのも一考だが、何よりも悪なのは、相手の能動弱保からワンパンで退場することなので、それだけは避ける気合の襷を持たせた。


〇トゲキッス

最強のポケモンであるトゲキッスの最強構成。やはり天の恵み。
ドラパルトと並んで手助け、ゴリランダーと並んで手助けなど、とにかく手助けを基調に立ち回っていく。時には自らダイマックスを切る。
エアスラッシュは、対ゴリランダーを考えて採用。チョッキHゴリランダー2発はもちろん、チョッキ以外のゴリランダーに当てればこちらの鉢巻ゴリスラ圏内に入る点も見逃せない。


〇ミロカロス

対雨や対ウオノラゴンの立ち回りを考えて竜の波動を搭載。相手の攻撃を下げる点もしばしば有用。
特に何も言うことのないミロカロスの完成形。
ダイマックスミロカロスでミラーすると、こちらはダイドラグーンで、向こうがダイアース持ってた場合つらそうに見えるが、裏の鉢巻ゴリラが全て解決してくれる。


〇ガオガエン

よくわからんポケモンで、チョッキHSの使い勝手が良すぎて離れられない。
フレアドライブは、無振りのAでも威力のお陰でそこそこの火力が出せる最強技で、入れない理由がない。捨て台詞は指で吸われるのが嫌だな(しかも吸ったトゲキッスは結局急所当ててくる)と思ってバクアにし、持ち物もチョッキになった。
悪技は、鬱憤も考えたが、(キュワワーに撃たれやすいダイスチルによる)B上昇無視して殴れるのが優秀だと考えてラリアット。実際これでヌメルゴン(物理)に競り勝った。


〇ゴリランダー

ポケットモンスター。
問答無用の鉢巻。
文句なしの技構成。
ゴリスラの前にひれ伏せ。


【運用】

一応ミロカロスから組み始めたが、まずドラパルト+トゲキッスの筋が非常に強力である。選出筋としては、

〇先発ドラパルト+トゲキッス後発ガオガエン+ゴリランダー

〇先発ミロカロス+キュワワー後発トゲキッスorガオガエン+ゴリランダー

の2種類が強力となっている。
また、相手によっては先発ガオガエンで対処していく場合もある。

特に注意して立ち回らねばならない相手は別個に述べる。


★ドラパルト+トゲキッスで対処する例

①ドラパルト+テラキオン
相手の筋は「ドラパルトダイジェットorダイホロウ+テラキオン雪崩」か「ドラパルト叩き+テラキオンダイロック」となるだろう。それに対しこちらは、「ドラパルトダイドラグーン→ドラパルト+トゲキッスこの指」で動けば、どちらのパターンでも相手のドラパルトは倒れ、残るのはA-1のテラキオンである。こちらは裏にゴリランダーが控えているので有利と言えるだろう。

②エルフーン+テラキオン
ドラパルト+テラキオンの筋にエルフーンが入っていることは多々あるため、こちらも同じドラパルト+トゲキッスで対処していく。筋としては、「トゲキッスこの指+ドラパルトダイドラグーン→テラキオン」だろう。相手の有力筋は「エルフーン追い風+テラキオンダイロック」であるはずなので、袋叩きを許さずに後発からゴリラを出してゴリスラでテラキオンを縛りつつ、襷の削れた(or元から襷でない)エルフーンをダイホロウで狙いに行き、そのあとドラパルトは守りながら一旦ガオガエンを繰り出して追い風を凌ぐ立ち回りになるだろうか。初手は追い風ダイロックと決め打ちし、「トゲキッス守る+ドラパルトダイドラグーン→テラキオン」と動くのもアリかもしれないが、T2でエルフーンをドラパルトで処理した場合、裏からゴリラ1発のポケモン(エースバーン等)を出される展開が厳しいため、相手の編成を見ながら行動を決めたい。

③リザードン+コータス
先発リザードン+サマヨールから、「サマヨール交代→コータス+大リザードン獄炎orダイジェット」か、「リザードン交代→バンギラス+サマヨールトリックルーム」の2択が面倒な相手だが、「トゲキッス手助け+ドラパルトダイサンダー→リザードン」とすれば、リザードンは耐久無振りならダイマックスしても倒れ、バンギラス交代の場合でもそこそこのダメージが入り、バンギラスにダイマックスを切らなければ、「サマヨール地均し+ドラパルトダイドラグーン」により倒すことができる。仮にダイマックスを切られトゲキッスを倒されたとしても、直ちにゴリラで縛ることができる。

④フシギバナ+コータス
こちらには天候変化役がおらず、ドラパルトはダイジェットがないため、フシギバナにとっては暴れやすい相手である。先発フシギバナが見えたら、トゲキッスにダイマックスを切っていくのを基本路線としてよい。ドラパルトの流星は、コータスを即処理できるのは魅力的だが、フシギバナを狙わないとトゲキッスがダイアシッドで上から2発で倒されて大変なことになるので、フシギバナを狙うしかない。
フシギバナ+トゲキッスのような先発で、「この指+ダイアシッド」をしながら裏からコータスを投げられる展開の場合は、非常に苦しい。物理型ドラパルトなら、「トゲキッス手助け+ドラパルトダイホロウ→トゲキッス」からドラパルトがダイジェットを決めれば済む話だが、特殊のため事情が異なる。まず最初の動きは、「トゲキッスこの指+ドラパルトダイサンダー→トゲキッス」でトゲキッスを飛ばすことであり、ダイホロウでは微妙に数値が足りないためダイサンダーにならざるを得ない。こちらはその後、「トゲキッス手助け+ドラパルトダイホロウ→フシギバナ」と動くが、これだけではフシギバナはゴリスラ圏内に入らず、ダイマも残った状態になる。考えられるのは、まずガオガエンを出してから、相手のダイアースの標的になってもらい、そこをゴリラに交代して受ける(かなり食らうが)、次にはダイマが切れているので、ゴリスラ圏内に入る、という寸法だ。形勢不利には違いないが、コータスはこちらの特殊ドラパルトがいつでもワンパンできる(非ダイマでも流星で)ので、そこまで悪い話ではないだろう。

⑤ラプラス+キュワワー
ドラパルト+トゲキッスはラプラスが苦手に見えるが、出していく。「トゲキッスこの指+ドラパルトダイホロウ→キュワワー」と動き、トゲキッス跡地にゴリランダー降臨。ラプラス方向にダイホロウとウッドハンマーを集中し、サイドチェンの場合もダイホロウでキュワワー倒してからゴリハンがB-2ラプラスを粉☆砕!
ダイウォール+トリックルームをされたら降参です。


★ミロカロス(+キュワワー)で対処する例

①ドラパルト+トゲキッス
この並びへの対処能力を見てのミロカロス+キュワワーと言ってもいい。ドラパルトのダイマックス技にミロカロスの勝気が反応しやすいのがチャームポイント。
キュワワーで弱保を発動させた後、ミロカロスを大事に扱いつつ、キュワワーが倒されたらトゲキッスとの並びを作って、指で吸いながらとにかくミロカロスを動かしていく。
ただ、実際立ち回った感じ、思っていたよりは窮屈な立ち回りであった印象だった(

②バンギラス+ドリュウズ
「キュワワーギガドレイン→ミロカロス+ミロカロスダイドラグーン→バンギラス」で動く。その後はドリュウズにダイストリーム。キュワワーは残ってたらミロカロスが削れているのでフラワーヒール。キュワワーが落ちたらそこにゴリラ降臨。

③ポリゴン2+モロバレル
「キュワワーギガドレイン→ミロカロス+ミロカロスダイアイス→モロバレル」で動く。モロバレルが処理できれば万々歳。処理できない場合は、胞子をミロカロスに撃つと信じて「ミロカロスダイウォール+キュワワートリックルーム」でトリルを返し、「キュワワー手助け+ミロカロスダイストリーム」でポリゴン2を倒す(そんなにD厚くなければ倒せる)。
相手の後発ダイマに対応しなければいけないので苦しい展開ではある。


★先発ガオガエンで対処する例

①ジュラルドン
ドラパルト+トゲキッスはジュラルドンがかなり厳しい。かといってミロカロスもマッドショットを切っているため難しい。そこで、先発にミロカロス+ガオガエンを並べ、ガオガエンでバークアウトを撃ちながらミロカロスを動かす。ジュラルドンがダイドラグーンかダイサンダーを撃てば、こちらのミロカロスはCが上がるので、良い勝負ができる。

②イエッサン+フーディン
ガオガエン+トゲキッスの出番。フーディンをバークアウト+ダイジェットで狙っていく。隣のイエッサン♂の襷と火力も削げる。

③ラプラス+行動保証
ピッピなどで行動保証をしてくるタイプのラプラスは、ドラパルト+トゲキッスでは対処できない。バークアウトで展開遅延をしながら勝機を窺う。

④ブリムオンorサマヨール+イエッサン
いわゆるトリパ。イエッサンを即処理してしまうと、裏からムキムキムテキアタッカーがわこつ(死語)してあっという間に一掃されてしまうので、バークアウトで盤面に留めながら戦う。
ガオガエン+ミロカロスで濁流バークアウトから入ったあと、T2でミロカロスにダイマックスを切って数値で戦っていく。


★特殊な例

〇セキタンザン+ドラパルト(+ナットレイ+アシレーヌ)
セキタンザンは、以前より数を減らしているようだが、実は厳しい相手に該当する。ミロカロスがいるから勝てる、という考えは甘く、キュワワー・ガオガエン・トゲキッスというセキタンザンのエサと、ゴリランダーという標的がいる以上、かなり厳しい戦いになってしまう。肝心要のミロカロスは、先発セキタンザンに誘発されてダイマックスを切ってしまうと、裏のナットレイやアシレーヌにいなされている間にダイマックスが切れ、そこからセキタンザン劇場が始まってしまうのである。
そこで、ワンチャン掴むための立ち回りは以下のようなものになる。まず、初手はゴリランダー+トゲキッスを並べ、「ゴリランダー馬力→セキタンザン+トゲキッスこの指」で動く。馬力を警戒しない阿呆はそこで死ぬ。強者はナットレイに引くので、馬力連打でナットレイを強引に突破。そうすればミロカロスは、アシレーヌからのダメージを抑えつつ、ドラパルトとセキタンザンを葬ることができるので、何とか勝ちの目が見える、といった具合だ。


【総括】

ドラパルト、トゲキッス、ガオガエン、ゴリランダーといったダブルのトップランカーが雁首揃えている豪華な構築で、キュワワーによる弱保発動のギミックも採用しているので、ダブルの入門用教材にはなるか。

これ使って7-0でマスター昇格。それ以降は、構築に少し直しを入れたものの、全然使ってない(完)。

【ダブル】注意すべき相手

ダブルで構築を組む際、あるいは対戦で選出する際に注意すべき相手を書き記す。


〇ドラパルト+高速格闘(テラキオン、コバルオン、ビリジオン、悪ウーラオス、水ウーラオス)

ドラパルトが苦手とするのは、なんといってもバンギラス。そこで、隣に高速格闘を置き、2体で殲滅するのがこの並び。
行動選択肢は、ダイホロウ+ぶん殴り、またはダイジェット+ぶん殴りで、テラキオン・コバルオン・ビリジオンなら、叩き殲滅の選択肢も取り得る。どの筋も強力であり、対策は容易ではない。

追い風やトリックルームといったS操作を絡めて立ち回る筋は、比較的対応できていると言えるだろう。但し、トリックルームといってもサマヨールやポリゴン2単体では崩されてしまうので、キッチリこの指で補助して決めに行きたい。


〇ドラパルト+トゲキッス

強いポケモン+強いポケモン=強い並び。
まず、どちらがダイマックスをしてもおかしくない。
・ドラパルト@珠+トゲキッス@ピントorラムor弱点保険
のような編成。行動択としては、「トゲキッスこの指+ドラパルトぶん殴り」、「トゲキッス手助け+ドラパルトぶん殴り」、「ドラパルトダイジェット+トゲキッスマジカルシャイン」、「ドラパルトゴーストダイブ+トゲキッスダイジェット」など様々。これらのあらゆる択に対応するのは困難を極める。

1つ明確な対抗策と言えるのは、ジュラルドン@チョッキ。ダイマックス時に「手助け+特殊ダイドラグーン」を耐えることができ、トゲキッスのこの指に阻害されることなくドラパルトにダイドグーンを飛ばすことができる。
トリックルームを決めてから展開するのも有効と言えるだろう。


〇エルフーンorファイアロー+高火力ポケモン(エースバーン、テラキオン、イエッサン、リザードン、ギャラドスetc.)

単純に追い風から高火力での殲滅を狙う並び。
様々な打点を持ち隙のないエースバーン、袋叩きも狙えるテラキオン、猫騙しでの妨害をさせないイエッサン、日本晴れ+ぶん殴りを狙えるリザードン、後発から登場してダイジェからの過剰発動を狙いたいギャラドス、といったところがアタッカーの代表格。


〇バンギラス+ドリュウズ

昔ながらの並び。
威嚇には弱いが、ドリュウズの火力が下がることを逆手にとって、ドリュウズで地震してバンギラスの弱保を発動させてぶん殴っていく択もある
最近は少数派だが、ドリュウズがダイマックスする可能性もある。

対策としては、ゴリランダーやウーラオスが割とお手頃。


〇コータス+リザードン

リザードンの火力を晴れで極限まで引き上げる戦術。先発にいきなり並ぶというよりは、
リザードン+サマヨールから、「サマヨール交代→コータス+大リザードン獄炎orダイジェット」か、「リザードン交代→バンギラス+サマヨールトリックルーム」の択を迫るパターンが多い。この2択により、相手のダイジェットを牽制し、こちらが一方的にダイジェットを通す、という展開を生みやすい。

故に、リザードン+サマヨールからの2択に対する解答を用意できるかどうかが対策の肝となる。


〇コータス+フシギバナ

様々なパターンがある。初手から並べるというよりは、フシギバナ+何かから開始して、いつでも裏からコータスを投げてフシギバナを展開できるようにしておくか、あるいは後発にコータス+フシギバナを配置してしまうことが多い。
例えば、フシギバナ+トゲキッスから開始し、「フシギバナ鞭撻+トゲキッスこの指」としてフシギバナの火力を上げたところに裏からコータスを投げて暴れていく、など。あるいは、サマヨール+適当ポケモンから開始し、トリックルーム下でコータスなどを暴れさせた後、トリックルームが切れたところにフシギバナを展開していくなど。


〇セキタンザン+ドラパルトorアクアジェット役(アシレーヌ、カメックス、ブロスターetc.)

セキタンザン@弱点保険をドラパルトの波乗りor適当ポケモンのアクアジェットで超速高火力に仕立て上げ、敵を粉砕する。
こう言うと一発芸にも見えるが、セキタンザンは、環境トップランカーのトゲキッスやガオガエンからの干渉を受けにくいため、実は終盤の詰め性能にも優れており、先発以外での起用もあり得る。

対応の際に特に注意したいのは、セキタンザン+ドラパルトから開始し、相手の先発の水タイプやバンギラスのダイマックスを誘いつつ、セキタンザン交代→ナットレイとして交代で受け、相手のダイマックスを凌ぎ切ったあとでセキタンザンを起動していく立ち回りである。
すなわち、対セキタンザンを考えるなら、交代筋まで見据えた行動をしていかねばならない。
また、アクアジェットであればこの指で吸うことで不発にできることは覚えておきたい。


〇ラプラス+行動保証(エルフーン、ピッピ、サマヨール)

巨大ラプラスが確実に旋律でベールを張り、敵の攻撃の抑制を狙う並び。素直に追い風から動くか、ピッピで耐久力を上げる。サマヨールは、安全にトリルできそうな場合はトリル、トリルが怪しそうでかつラプラスの安全が保証されない場合はサイドチェンジ、のように動く。

対策としては、ラプラスの火力をバークアウトなどで削いで抑制したり、叩き+テラキオンや鉢巻ゴリランダーなどで、壁でも対応できないほどの火力を押し付ける、など。


〇キュワワー+弱保アタッカー(ドラパルト、ラプラス、ミロカロス、アシレーヌ、ヌメルゴンetc.)

キュワワーのヒーリングシフトは、回復技の優先度を+3にするため、低速猫騙しやこの指に妨害されることなく、弱点保険を発動しに行ける。弱保を起動した後もキュワワーは、削れた隣をフラワーヒールで立て直したり、サイドチェンジで嫌がらせしたり、トリックルームで切り返したり、襷相手に先制でトドメを刺したりと、八面六臂の大活躍が可能。

対応としては、取りこぼすとフラワーヒールで碌なことにならないため、殴るときは集中して倒しきることを意識するのが良いだろう。


〇サマヨール+低速弱保アタッカー(ドラミドロ、ドサイドン、バンギラス、ギガイアス)

トリックルームを決めた後、地均しから弱保を発動させ、高火力でぶん殴る並び。とはいえ、ギガイアス以外はモロバレルで沈黙する。

対応としては、とにかく安易にサマヨール+アタッカーの構図を作らないことが肝心である。この指+サマヨールのような相手を見て何も考えずにぶん殴ってしまうと、サマヨール+アタッカーの構図が完成してしまい、そこから総崩れになる危険性がある。


〇イエッサン+ブリムオンorサマヨール

いわゆるトリパ。ブリムオンは火力が非常に高く、受けるのが困難。サマヨールは、倒すのが困難。イエッサンもワイドフォースでかなりの火力を出せるようになったため、放置が難しくなった。

イエッサンを即処理してしまうと、裏から強力なアタッカーが降臨してしまい、殲滅されてしまう恐れがあるため注意したい。バークアウトで火力を削ぎ、遅延しつつ、トリックルームが切れたところから反撃の狼煙を上げられるようにする立ち回りが求められる。
あるいは、トリル封印イエッサンでトリル(とついでにワイドフォース)を封印してしまうのがなかなか効果的。


〇イエッサン+フーディン

足場をサイコにしてワイドフォースでの殲滅を狙う並びで、ダイマックスなしで高火力を実現する。フーディンの襷は、サイコな足場と特性のマジックガードとの相性が抜群であり、妙な性能を発揮する
イエッサンは♂♀ともに強力で、♂ならトリックルーム封印、♀ならこの指の択を生むことができる。
弱点は、気合玉の命中とダイジェット、および足場塗り替えながらの先制技である。使う際はこれらに注意したい。


〇ポリゴンZ+この指(トゲキッス、ピッピ、イエッサン♀)

とにかく高火力のポリゴンZを通す並び。ゴーストやバンギラスには受けられてしまうため、交代で凌がれてしまう危険性があり、使う際はこの問題にどのように解答を得るかを考えねばならない。
サイドチェンジをしてくるサマヨールが相手に居るだけで、鬱陶しくてかなわない。


〇ジュラルドン+トゲキッス

地味に相性補完に優れる2体で、対応は容易ではない。
一貫する打点として、高火力のリザードンや、壁展開可能なラプラスは有力候補となる他、上からのバークアウト(ウインディ等)や虫の抵抗(ウルガモス等)によって抑制する筋で対応可能。


〇キングドラ+ニョロトノorペリッパー

昔ながらの雨パ。立ち回りのパターンは多い。
ボルトチェンジor蜻蛉返りから雨役を出してキングドラで殴る、トゲキッス+キングドラから開始して指しながらダイストリームから自前雨展開、など。
但し、トップランカーのトゲキッスやゴリランダー相手の立ち回りが難しいのが難点。


〇弱保ルンパッパ+蜻蛉返りドラパルト+ニョロトノorペリッパー

蜻蛉返りを自らのルンパッパに撃ち、ルンパッパの弱保を発動させ、雨役を投げて高速超火力ルンパッパがダイマックスしてぶん殴る。

最近は殆ど見ないが、対策はしておきたい。この指での妨害が有効。


〇物理アタッカー(ヌメルゴン、バンギラス、ギャラドスetc.)+コーチング(リオル、エースバーンetc.)

コーチングから火力と耐久力を上げてぶん殴る。ヌメルゴンは、草食のお陰で眠り粉やキノコの胞子などの妨害を受けずないアタッカーで、低くない攻撃から物理で使うことも時折あり、低いBを補うコーチングとの相性はまあまあ良い。
使う際、対応する際は、コーチングがこの指で吸われないことと、守るを貫通することを忘れずに


〇ポリゴン2+モロバレル

とりあえず(粉での補助もチラつかせつつ)トリルして、胞子や自己再生で時間稼ぎをし、敵のダイマックスを枯らせつつ、後発から悠々とダイマックス決めることを狙う。
ダウンロードでCを上げてしまうと、ポリゴン2から手痛い攻撃が飛んでくる点に気を付けたい。眠り対策をダイマックスに依存していると、足元をすくわれやすいため、存外注意すべき相手である。

対応としては、挑発役や、ゴリランダー(特にポリゴン2への遂行が速い鉢巻)、トリル封印イエッサン♂などが有力。
プロフィール

リィズ

Author:リィズ
ポケモンが好きで主に対戦を考察する。
東京大学ゲーム研究会(TGA)OB。

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