アニメ好きでもゲーム好きでもない、純粋なポケモン好きによるポケモン対戦中心の雑記。コメント返信は遅め。

【ダブル】ジュペッタ+ゴチルゼル

つくオフで3位となった構築のちょっと改良版。


ジュペッタ(お見通し)@ナイト
シャドークロー/鬼火/金縛り/守る
慎重 171-138-92-x-116-86
 ⇒171-188-102-x-138-96

ゴチルゼル(影踏み)@オボンの実
サイコキネシス/トリックルーム/甘える/守る
生意気 175-x-124-115-171-63

バンギラス(砂起こし)@達人の帯
岩雪崩/大地の力/冷凍ビーム/守る
冷静 175-186-131-161-120-72

シュバルゴ(防塵)@命の珠
メガホーン/アイアンヘッド/ドリルライナー/守る
勇敢 175-205-125-x-128-22

ボルトロス霊獣(蓄電)@拘りスカーフ
10万ボルト/ボルトチェンジ/めざ氷/草結び
臆病 155-x-90-196-101-168

ヌメルゴン(草食)@突撃チョッキ
竜の波動/流星群/大文字/ヘドロ爆弾
控えめ 181-x-91-167-171-126


以下解説
【構築解説】

まず、ダブルバトルを考える上で、絶対に勝たなければいけない相手として、ガルーラ系構築をセッティングした。

ガルーラ系構築と言っても、主に3種類で、
①(S操作+)猫捨て身けたぐり不意打ちなどでの単純殴り役
②(補助+)グロウパンチで強化する掃除役
③猫騙しにより隣の行動保証を得る補佐役
というところである。

①ならガルーラ+ファイアロー(追い風からガルーラを動かす)、②ならガルーラ+モロバレル(粉で引きつけながらグロウパンチ)やガルーラ+ドーブル(ダークホールで眠っているところにグロウパンチ)、③ならガルーラ+マリルリ(猫騙しで1体止めながら腹太鼓)、というところである。
これらのすべてに対応するのが極めて困難であるのがメガガルーラを厄介なポケモンとしている。

中でも、今回は、レーティングテンプレートの

ガルーラ
ニンフィア(眼鏡多め)
ボルトロス化身(最近負けん気率高め)
ランドロス霊獣(スカーフorチョッキ)
クレセリア
ヒードラン(噴火)

というような相手を如何にして潰すかということに重点を置いた。
打点の優秀な単調攻撃役を散りばめただけの詰め合わせ構築に勝率が安定しないようでは大会で結果を残すことなど望めるわけがなく、この手の構築を見た瞬間勝ちが確定的となる構築作りにまず専念すべきだと考えたのである。

そこで、注目したのがメガジュペッタである。ガルーラに強いのは勿論、物理相手ならS操作があろうと即先制鬼火が入れられる性能に加え、スキルスワップを使えばニンフィアをただの雑魚ポケモンにでき、お見通しで持ち物判別してから金縛りで拘りを止めることができる性能に魅力を感じた。
また、トリックルームを使えばボルトロス、ランドロス、ヒードランを即処理することができるAC帯バンギラスにも注目した。
そこで、メガジュペッタ+トリックルーム+バンギラスという軸を決定。バンギラスの打点はピンポイントなものが多く交代で受けられるとトリックルームを凌がれてしまう恐れがあることからゴチルゼルの採用を即決。メガジュペッタの金縛りとの相性も抜群である。
また、トリックルーム下でニンフィアとヒードラン両方を即処理でき、クレセリアに対する処理が早く、更にモロバレルに対して強い駒として、シュバルゴが嵌りすぎていたので、迷わず採用し、基本選出が固まった。

残りだが、1体は速い駒を採用したく、地面と電気に耐性があってボルトチェンジがゴチルゼルと相性の良いボルトロス霊獣@スカーフを採用。上からランドロス霊獣@スカーフやファイアロー、ゲッコウガを潰せる駒が1体居るだけで安心感が全然違う。
最後に、水耐性、特に水ロトムに対して有利で、ギルガルドとの殴り合いに強く、そしてマリルリにも打点を持てる駒として、ヌメルゴン@突撃チョッキを投入した。

レーティングテンプレートは、①の典型例であるが、②や③のガルーラに対しても解答が出ているかをチェックすると、②には先制鬼火と甘える連打、③ならガルーラ+マリルリに対しマリルリ方向に鬼火甘える集中、となんとかできる要素が入っている。


【個別解説】

〇ジュペッタ

鬼火、シャドークロー、守るは必須級。
最後はトリックルーム補助となって影踏みやお見通しとの相性も良い金縛りとした。
汎用的に使うなら金縛りよりスキルスワップだろう。

配分は、C222ギルガルドのシャドーボール耐え、A146ファイアローの鉢巻ブレイブバード耐え、H(メガ)サーナイトをシャドークロー1発。
この配分以外考えられない。


〇ゴチルゼル

ジュペッタが居る以上物理に対してはケアしやすいため、特殊耐久に厚いゴチルゼルを使用。
C232メガリザードンYの晴れオーバーヒート耐え、A204バンギラスの噛み砕く耐え。
技構成は至って普通。
場に居座れば居座るだけ仕事をするので、居座り性能を上げるオボンか残飯を持たせたく、対ガルーラを見据える上でオボンの方が適していると判断した。


〇バンギラス

まさかの6V冷静AC帯バンギラス。冷凍ビームでランドロス霊獣@チョッキを倒し、岩雪崩でボルトロス化身を倒すためにこうなった。
そして、最遅ヒードランより1遅く、1上げのS71メガクチートより1速い。
通常のメガクチートをS71で想定するのは危険だが、トリル軸のメガクチートなら普通はS71以下と考えていいので、メガクチートとのS関係をハッキリさせる意味でこの数字がちょうど良い(S無振り程度の電磁波トリル両用構築もたまにある)。

技は、ヒードランを倒す大地の力、ランドロス霊獣を倒す冷凍ビーム、ボルトロス化身を倒す岩雪崩。
岩雪崩はバンギラスの強さの源と言ってもいいくらいの技で、どんな型であっても必須級。大地の力は意外にも汎用性が高く、ヒードランのみならずキリキザン、ゴウカザル、テラキオンなど様々な相手への有効打となる。


〇シュバルゴ

普通のHA珠シュバルゴ。H16n–1。
ドリルライナーは痒いところに手が届く技で、撃つ機会は非常に多い。


〇ボルトロス霊獣

10万ボルチェンめざ氷まで大体問答無用で決定。
草結びは、テラキオンを倒すための手段。トリトドンやドサイドンにも有効。
普通にほぼCSだが、ラティオスの流星群を耐えられるようにほんの少しだけDに回した。
バンギラスかジュペッタかが刺さっていないときに代わりに選出することが多め。


〇ヌメルゴン

対水ロトム・キングドラの竜波動流星、対ギルガルドの大文字、対マリルリ・ルンパッパのヘドロ爆弾。
配分は、大文字でHギルガルド2発、C178ボーマンダの眼鏡流星耐え、最速バンギラス+2のS126とした。
選出機会は少ないが、バンギラスやシュバルゴでの処理が遅くなりがちな鋼(ナットレイ、ハッサム、ギルガルドetc.)の入った雨パには選出していく。
オフでは1度も選出しなかったが、そのあとレートで回してやはり必要な駒だと感じたのでこのままで良いだろう。


【感想】

オフ前日までどの構築で出るべきかまったくわからなかったが、前日に構築を思いついてそのまま育成した。

最初はシュバルゴ、ボルトロス霊獣、ヌメルゴンの代わりにハッサム、サンダー、ランドロス霊獣としていたが、ランドロス霊獣が(それまで色々な構築で使っていた経験からして)どう考えても弱かったのと、対雨で不安のある面々であったことから、当日の0時を回ってからTGAのrimo氏に相談し、残りの枠に欲しい性能を整理したところ、今の形に落ち着いた。
構築作成に手を貸してくれたrimo氏に感謝。

ここ最近の大会を通して思ったのは、構築に妥協をしてはいけない、ということだった。
構築を回す上で、何か一定の「勝率が立ち回りの噛み合わせに依存しやすく安定しない相手」が居たなら、そういう相手は一部のみしか居ないし全体の勝率は良いから大丈夫、とするのではなく、そういう相手をいとも容易く踏み越えていけるような圧倒的構築を組むべきだ。前者の考えをしている限り、「上位には行ける」が「上位の中で勝つ」ことはできない。

気が向いたら没構築案についても記事にしたいと考えているが、結局没構築案たちは、それぞれ構築自体は美しく組まれているし、構築としてはある意味完結しているのだが、レートで回していて幾つかの不満点を残すに至っている。
オフ前日に今の構築案を思いつくまでは、数個ある没構築案のうちどれを使えばいいか悩んでいたのだが、結局、どの構築を使うべきか悩んでいる段階というのは、どの構築にも何かしら不満を残していることの裏返しであり、そこには間違いなく妥協がある。

大会に臨むにあたって、「この構築しかありえない」という段階に至るまで考えることをやめない。これが如何に重要なことであるか、XYから参加してきた大会(学習院オフ[シングル]、TGAオフ[カロスダブル]、部内シングル大会、つくオフ[ダブル])や、見事に滑ったジャパンカップを通じて、痛感した。
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コメント
初めまして。
メタるパーティが好きなので、このパーティとても好きです。
メガジュベッタ環境に刺さってますね。
面白かったです。
少しいじってハガネールを活躍させられるようなパーティにしてみます笑
2014/09/12(金) 10:17 | URL | no name #-[ 編集]
Re:
ありがとうございます。
ハガネールはカロスダブルで一瞬考えたことがあります。

全国で使うなら、勇敢HCベース力づくでアイアンヘッドと大地の両刀珠持ちとかがいいのかなとか考えました。
意外にも火力が高く、Hメガクチート即処理くらいの火力が出せるので、トリル+ニンフィア、ヒードラン、メガクチートのような構築に対して圧倒的性能を発揮できるできるのが魅力です。
2014/09/13(土) 02:03 | URL | リィズ #1CXoI.Uw[ 編集]
バンギラスについて
冷静ACバンギラスとは驚きました。
実際に使い心地はどうでしたか?
自分は物理一本にしてHAとかのがいいと思ったんですが
2015/02/26(木) 11:44 | URL | あ #-[ 編集]
Re:
>あ さん

ゴチルゼルのお陰で狙った相手を逃がさないので、撃ち合い性能を高めるために耐久にも振るよりは、狙った相手を確実に仕留めることができるAC帯の方が使い勝手が良いと感じました。
2015/03/02(月) 05:42 | URL | リィズ #YignKQLU[ 編集]
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Author:リィズ
ポケモンが好きで主に対戦を考察する。
東京大学ゲーム研究会(TGA)所属。
乱数調整の解説記事へは、下のリンクから行けます。

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