アニメ好きでもゲーム好きでもない、純粋なポケモン好きによるポケモン対戦中心の雑記。コメント返信は遅め。

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シーズン6スペシャル考察

一部の上位ポケモンを禁止としたダブル。S6(シーズン6の意)スペシャルと呼称する。

禁止となるのは以下の通り。

リザードン、ゲンガー、ガルーラ、ギャラドス、バンギラス、クチート、ボーマンダ、ガブリアス、トゲキッス、ロトム、クレセリア、モロバレル、ボルトロス、ランドロス、ゲッコウガ、ファイアロー、ニャオニクス、ギルガルド、ニンフィア

まず、禁止されていないメガシンカを挙げてみる。

フシギバナ、カメックス、フーディン、カイロス、プテラ、デンリュウ、ハッサム、ヘラクロス、ヘルガー、バシャーモ、サーナイト、ボスゴドラ、チャーレム、ライボルト、ジュペッタ、アブソル、ルカリオ、ユキノオー

また、比較的強力な非メガシンカも適当に挙げてみる。

マリルリ、サンダー、メタグロス、ハッサム、ヒードラン、ナットレイ、サザンドラ、ラティオス、ラティアス、ウインディ、サーナイト、キリキザン、スイクン、ライコウ、エンテイ、ゴウカザル、バシャーモ、コバルオン、ビリジオン、テラキオン、エルフーン、ニョロトノ、キングドラ、ルンパッパ、キュウコン、フシギバナ、ウルガモス、ドーブル、レパルダス、カポエラー、プテラ、ゴチルゼル、ヌメルゴン、カイリュー、ドサイドン、カバルドン、ドリュウズ、マンムー…

無難に思いつくのはこの辺りだろう。

わかり易い組み合わせとしては、
メガサーナイト+ゴウカザル:天敵ファイアローが居ないのは嬉しい
メガカメックス+サンダー:追い風から潮吹き
メガフシギバナ+ウインディ:全体的に火力が落ちているので粘り易さが増している
メガプテラ+カバルドン:砂嵐でメガプテラの居座り性能を上げる
テラキオン+エルフーン
ニョロトノ+キングドラorルンパッパ:リザードンやバンギラスが居ないため天候変化に悩まされにくい
キュウコン+フシギバナ
メレシーorデスカーン+ラッキー:一応書いておく

以下、使用構築について書く。





手始めにキュウコン+フシギバナを使ってみる。


【構築】

キュウコン(日照り)@熱い岩
熱風/めざ地/吼える/守る
控えめ HC

フシギバナ(葉緑素)@珠
エナジーボール/ヘドロ爆弾/めざ炎/守る
控えめ CS

プテラ(プレッシャー)@ナイト
岩雪崩/アイアンヘッド/噛み砕く/守る
意地っ張り AS

ラティオス(浮遊)@気合の襷
流星群/サイコショック/日本晴れ/守る
臆病 CS

キリキザン(負けん気)@ラムの実
叩き落とす/不意打ち/アイアンヘッド/守る
意地っ張り AS

レントラー(威嚇)@拘りスカーフ
10万ボルト/ボルトチェンジ/馬鹿力/めざ氷
臆病 CS


【構築解説】

メガプテラを選択したため、メガプテラとフシギバナが並んだ状態で鋼を処理する必要があり、フシギバナはめざ炎を搭載。メガプテラは意地っ張りA振り噛み砕く搭載とすることで、面倒なラティオスを縛る。
サザンドラの面倒さが相変わらずだが、そこは気合の襷ラティオスの採用によりサザンドラが拘りスカーフであっても対応できるようにした。晴れ搭載により対雨での立ち回りでも役立つ。
メタグロスに有効打のある鋼を採用したく、キリキザン。
レントラーは、ボルトチェンジによる天候掌握性能と、単純に電気打点が欲しいという要請が噛み合ったため。


【所感】

3-1;1500→1532で撤退。
使った印象は、「恐ろしく微妙」というものだ。特に派手に負ける訳ではないが、毎回窮屈な立ち回りを強いられる。
この窮屈な立ち回りの元凶となっているのは、「対応できる駒の少なさ」ではないかと考える。
すなわち、相手の構築に対し、このポケモンにはこれをぶつけて対応、という役割が染み付きすぎてしまっているのだろうと考えた。そのため、その敵駒を処理するまで対応する自駒を温存する必要があり、そこに窮屈さがある、ということだ。メガフシギバナ、ナットレイ、サンダー、ウルガモスといった、有効打を持ち得る駒が少ない相手で特に感じる。

通常ダブルだと、圧倒的制圧力でどんどこ殴り合っている印象だが、S6スペシャルでは、なんともチマチマと神経質な削り合いをしている印象だ。
この時点で、単純な殴り合いを仕掛けるだけの構築では限界があると悟った。

環境の印象としては、
①メガサーナイトからの被弾を最小限に留める
②メガフシギバナへの有効打を確保する
③メタグロスとサザンドラをどう処理するか
④対雨パも抜かりなく(環境的に雨が強い訳ではないが数が多いので普段通り対策を練っておく)
というようなところだ。





このあと全国ダブル用のアレンジ構築で2-0;1532→1567。悪くはなかったが決定的に不足しているものを感じたため撤退。

方向性を変え、メガフシギバナで詰めるタイプの構築を使うことにする。
S6スペシャルで感じていたのは、全体的な打点不足。どうにも攻めあぐねる場面が多くて仕方ない。それを逆手に取って、高耐久で粘る構築がS6スペシャルで間違いなく強いだろうと考えた。


【構築】

フシギバナ(葉緑素)@ナイト
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/眠り粉/光合成
臆病 HS

ウインディ(威嚇)@ラムの実
熱風/バークアウト/鬼火/朝の日差し
臆病 191-x-100-120-109-159

サンダー(プレッシャー)@スカーフ
10万ボルト/ボルトチェンジ/熱風/めざ飛
控えめ CS

ラティアス(浮遊)@ハバン
流星群/サイコキネシス/甘える/自己再生
臆病 175-x-113-140-151-178

マリルリ(力持ち)@突撃チョッキ
じゃれつく/滝登り/アクアジェット/馬鹿力
意地っ張り HA

ニダンギル(ノーガード)@輝石
影撃ち/アイアンヘッド/剣の舞/守る
勇敢 151-165-170-x-97-36


【構築解説】

標準的バナウイン構築。
全国ダブルでボルトロス霊獣を採用していた枠をサンダーに変えただけ。全国でもサンダーの方が良いのかもしれない(メガガルーラの猫騙し+不意打ち耐えるの偉すぎる)。
一応全国ダブル自己ベスト構築ということになっっている(1862;40-14)。

ウインディの威嚇+バークアウト+鬼火、ラティアスの甘えるで盤面制圧しながら再生回復3体で追い詰める。

メガフシギバナ+ウインディが苦手とするポケモンは主に、エスパー、飛行、特殊ドラゴン、高速岩雪崩といった辺りになる。

まず、弱点となるエスパー、飛行は勿論だが、特殊ドラゴン、特に眼鏡や珠で火力を強化したサザンドラは、悪の波動の怯み性能も相まって、ジリ貧になり易い相手の筆頭となっている。また、プテラなどが岩雪崩を連射してくるのも大変面倒くさい。
そこで、マリルリは、ドラゴン・悪耐性があり対サザンドラが安定する上、アクアジェットで岩に対し先制弱点を突けるため、高速岩雪崩耐性が付くのが魅力的。

また、対エスパー・飛行枠として、これらへの耐性と打点を両立でき、かつ相手から処理されにくい駒が欲しかった。ニダンギル、サンダーは、その要請を強く満たす。自身そこそこに耐久があり1発で処理される局面が少ない上、影撃ちとスカーフ電気技により、エスパーや飛行を縛りながらメガフシギバナを動かすような立ち回りが可能となる。

ラティアスは、電気耐性を評価しているのと(マリルリ+メガフシギバナと並んだ際に、マリルリ側に電気技を受けられる駒を投げたいことがある)、メガフシギバナのミラー、エスパー耐性(メガフシギバナ+ニダンギルで並んだときにメガフシギバナ側に投げられる)、対雨、対ラティオス、対高速格闘と、構築に欲しい性能を多く満たしているため、採用。


【型解説】

〇フシギバナ
模範的技構成。眠り粉は、守る持ちの少ない構築において、隣を敵から守るための手段として優秀で、切る理由がない。
メガカメックスを抜く意味が大きいため、臆病HSで採用した。

〇ウインディ
模範的技構成。攻撃的構築には物理型、耐久系構築には鬼バク型といったところか。ただ、物理ウインディはサーナイトのトレースで簡単に火力を下げられるのが気に食わなかった(
相手のメガサーナイト、サンダー、サザンドラがウインディより遅いことが多く(完全に謎だが)、ありがたかった。

〇サンダー
メガフシギバナが強いこのルールおいてめざパは飛行1択。ラティアスが処理されてもサンダーが居ればメガフシギバナは十分突破可能。
控えめC全振りにより、Hメガフシギバナをめざ飛2発で処理する。
相手のプテラが緊張感だと、特性順で拘りスカーフが割れないので、嬉々として電気技を撃ちに行く。

〇ラティアス
甘えるは癒しの波動でもいいだろう。回復手段のないニダンギルやマリルリを延命する効果が生まれる。全国ダブルだとメガガルーラの上から甘えるを撃ちたいため必須だが、S6スペシャルならそこまででもないだろう。
Cは、ラティオスを流星群1発で処理する程度確保した。

〇マリルリ
馬鹿力は、雨ナットレイの処理源となるため必須。その他の技は特筆することもないだろう。
対メガサーナイトで行動保証が利くチョッキの使い易さが光った。

〇ニダンギル
アイアンヘッドは、テラキオン+エルフーンへの打点となる点を評価して搭載。多くの岩タイプをアイアンヘッド+影撃ちで処理できるため、岩耐性も相まって対岩での仕事を任せることも多い。ハッサムと異なり、サンダー前で行動が保証され易い点で評価が高い(S6スペシャルにおいてメガサーナイト+サンダーの並びは頻繁に相手することになる)。ウインディで起点を作りながら剣の舞を積む動きが強力。
A+2影撃ちでH(メガ)サーナイトを処理するAを確保。C205メガカメックスのメガランチャー悪の波動耐えとした。物理耐久は圧倒的で、A187程度のメタグロスの複数対象地震を3発耐えることができる。
因みに、相手にスイクンが居ると零度の脅威に怯えることになる(


【所感】

7-2;1567→1653。
メガフシギバナ系構築の結論。かなり安定して勝つことができた。

選出数は(先発-後発)
フシギバナ:5-4
ウインディ:4-1
サンダー:2-1
ラティアス:1-3
マリルリ:2-6
ニダンギル:4-3
となっており、選出パターンは非常に多い。

サーナイト+ゴウカザルには初手ウインディ+マリルリでゴウカザルを処理してからニダンギルを展開して勝つことが多い。
特にエスパー2体以上採用の構築が多く(サーナイト、メタグロス、ラティオスのうち2体以上入った構築が非常に多かった)、ニダンギルに対する意識が低さが伺えた。ひどい時には3体同時採用されていた。

この時点で、S6スペシャルはメガフシギバナが最強で間違いないだろうという見解に至る。「弱点を突かないとほぼ突破できない」という状況であり、弱点に対応するだけなら難しくないため、メガフシギバナで詰める状況が極めて作り易いのである。





とりあえずメガフシギバナについてはこれで結論で良さそうだったので、他の構築を試すことに。

フリーフォールメガプテラ+ウルガモスがちょっと強そうだったので2戦潜ったが、低レート相手に勝てたもののあまり芳しくなかったため、2-0;1653→1672で撤退。

ここで、メガサーナイトはこれまで大して強くないと考えていたのだが、瞑想を積む型で積み軸にして使えば強いだろうという発想を得て、試してみることに。


【構築】

サーナイト(トレース)@ナイト
ハイパーボイス/サイコショック/瞑想/守る
臆病 HS

ゴウカザル(猛火)@気合の襷
インファイト/ブレイズキック/猫騙し/ファストガード
陽気 AS

カメックス(激流)@オボンの実
ハイドロポンプ/凍える風/この指止まれ/守る
図太い 183-x-151-110-138-99

サンダー(プレッシャー)@拘りスカーフ
10万ボルト/ボルトチェンジ/熱風/めざ飛
控えめ CS

ドリュウズ(型破り)@突撃チョッキ
ドリルライナー/アイアンヘッド/岩雪崩/つのドリル
意地っ張り 201-176-96-x-105-117

サザンドラ(浮遊)@命の珠
流星群/悪の波動/火炎放射/守る
臆病 CS


【構築解説】

ゴウカザル+メガサーナイトの並びは定番化しているが、多くのメガサーナイトは、ゴウカザルの猫騙しに乗じて優位を得る技を搭載していない。
そこで、サーナイトに瞑想を搭載することで、猫騙しを利用して積む戦術を考えた。
ダブルにおける積み戦術の基本は、これまでも記述してきた通り、
①起点作り(猫騙し、ダークホール、フリーフォール、威嚇・バークアウトetc.)
②積み役の保存(怒りの粉・この指止まれ、フリーフォール)
の2点が重要となる。
今の場合、ゴウカザルの採用により起点作りが可能となったため、粉指係として適役を見つける段階へと移行する。
粉指係の筆頭たるモロバレルとトゲキッスはS6スペシャルで使えない。そこで、限定配布のこの指カメックスに着目した。カメックスは、トゲキッスに肉薄する程の耐久があり、鋼半減のためハッサムのバレットパンチを吸収する役として相応しい。フェアリー半減の炎に耐性があるのも評価できる。その上凍える風による補助もメガサーナイトと相性が良い。問答無用で決定した。

また、サンダーだが、採用しない理由がなさそうだったので採用。とりあえずサンダー採用しただけで構築が強くなる。
というか、メガサーナイト+ゴウカザルを使う上で、(メガ)プテラを上から叩く駒が欲しかった。

残りだが、対ウルガモス性能を確保しながら電気耐性を補充したく、また、対ウインディで有力となる駒が欲しかった。当初、ラムドサイドンとヌメルゴンを入れてみたのだが、フェアリー耐性がなくなってしまい困っていた。

タイプ的に単体対象地面打点を持てる地面タイプ、特に鋼・地面が欲しかったが、ドリュウズは耐久面が低くて弱く、ハガネールも特殊耐久が低いため(H振ってようやく無振りドリュウズと同等)、採用するのを躊躇った。

しかし、ここで、ドリュウズを耐久ガン振りにするという案を思いつく。すなわち、ドリュウズにウルガモスの蝶舞熱風耐えをさせて、対ウルガモスで負けないようにして使う、ということだ。
当初はオッカの実を考えたが、チョッキで良さそうだったのでチョッキとした。
最後の枠は、サザンドラとしたが、メガライボルト・ウインディ・シャンデラに優位が付き、且つ鋼の処理が早い点でメガサーナイト使用上便利だろうと考えて採用した。

最後の2体をドリュウズとサザンドラにしたことで、対ウルガモスに不安の残る布陣となったが、サーナイトのエスパー技をサイコショック、ゴウカザルの炎技をブレイズキックとしたことで緩和している。


【型解説】

〇サーナイト
対ウルガモスを考えエスパー技はサイコショックとした。
ウインディやサザンドラを抜かないと話にならないので、当然臆病。

〇ゴウカザル
ゴウカザルのブレイズキックはH(メガ)サーナイトを2発で倒せる技で、搭載しない理由がほぼない。ニダンギルやメガボスゴドラを2発で倒したい時のみ大文字を採用すれば良い。チョッキメタグロスに2耐えされる可能性のあるオーバーヒートは論外。
ファストガードは、サーナイトを先制技から守る手段として優秀。

〇カメックス
全国ダブル用の配分で、A146ファイアローの鉢巻ブレイブバード×2耐え(オボン込み)、C177ボルトロス化身の達人の帯10万ボルト耐え、ハイドロポンプでファイアロー処理となっている。
一応凍える風1回入り意地っ張りウインディを抜けるのはこのS6スペシャル環境においてちょっと偉い。神速(優先度+2)をこの指止まれ(優先度+2)で吸えないのが、凍える風1回当てて吸えるようになったりする。

〇サンダー
バナウイン構築の時と同じ型。
プテラの岩雪崩がやっぱり面倒なので上から叩くスカーフ。プテラ入りには絶対に選出する。

〇ドリュウズ
地球投げ×4耐え、C216シャンデラの大文字耐え、A187メガプテラのアクアテール耐え、アイアンヘッドでメガプテラ処理、冷静Sヒードラン抜き。ウルガモスの蝶舞熱風、ヒードランの噴火、メガカメックスの潮吹きなども耐える。
同程度のメタグロス(意地っ張り183-176-151-x-115-117)と比べると物理耐久で大きく劣るが、地面タイプでドリルライナーを撃てる性能が優秀。
つのドリルは、メガフシギバナとの一騎打ちになった際などに連打できる。ピクシーにも撃てる。ニダンギルを即処理できる地割れとの選択になるが、サンダーなどの飛行に当たることの恩恵の方が大きいと思えたのでつのドリル。

〇サザンドラ
珠火炎放射で4倍弱点は全員倒せそうだったので大文字ではなく火炎放射。
対ウインディの必要性から、臆病1択。無振りウインディなら珠流星群1発で倒せる。


【所感】

14-4;1672→1812。
メガサーナイト+この指カメックスの組み合わせが非常に強力だった。

選出数は(先発-後発)
サーナイト:18-0
ゴウカザル:14-0
カメックス:0-18
サンダー:4-3
ドリュウズ:0-9
サザンドラ:0-6
と、綺麗に先発要員と後発要員で分かれた。





【総括】

最終レート1812;28-7。
勝率8割を維持してレート1800に到達し、当初の目標である100位以内も達成できそうだったので、これにて気分良く撤退。

このルールにおいて、勝敗を分けた要因はなんだったのか考えてみる。

まず、1つには、鋼の選択問題があっただろう。鋼タイプとして、メガサーナイトを迅速に処理したいという要請があり、その上でサンダーの前で動き易い駒が求められている、というのがこのルールの大きな特徴だ。メガサーナイト+サンダーを相手に如何に動けるか、ここがS6スペシャルにおける鋼タイプの生命線である。
各鋼タイプについて解説しよう。

〇メタグロス
文句無し最強格。耐久が高く、サンダーの熱風を喰らってもそこまで問題はない。サンダーの熱風×2+メガサーナイトのハイパーボイスを耐える耐久を確保できる突撃チョッキが特に相性が良い。
弱点保険は、熱風を喰らってもバレットパンチでメガサーナイトを縛りにいけるので、チョッキとはまた違った方向性でメガサーナイト+サンダーへの行動保証が取れると言えるだろう。

〇ハッサム
交代から即メガサーナイトを縛りに行ける性能は優秀だが、如何せんサンダーの熱風で即死の危険性があるのがつらい。かといってオッカの実を持たせると、Hメガサーナイトをバレットパンチで処理できなくなってしまう。
メガハッサムにすると、熱風での即死危険性を下げつつ(C194熱風だと流石に即死だが)、バレットパンチでHメガサーナイト1発を確保できる。
雨パで運用することで対サンダー前での行動を保証するのも良いだろう。
対メタグロスで比較的優位に立てる鋼枠という点が最大の評価点だろう。

〇ナットレイ
オッカの実持ちか雨パ運用の2択だったように思える。そもそもナットレイというポケモンがピーキーな性能なので、運用は難しい。
宿り木で粘れるように周りを固めるか、電磁波撒きとして運用するのか、といった使い方が適していたのではないだろうか。

〇ヒードラン
メガサーナイトを即処理することはできないが、メガサーナイト+サンダー前での行動は保証されているので、メガサーナイトの処理がワンテンポ遅れても問題ない構築で運用したい。控えめ眼鏡ラスターカノンでの即処理を狙うのも悪くない選択だろう(眼鏡竜波動でラティオスを高確率で倒せるのも面白い)。
ナットレイ同様、性能がピーキーで汎用性は低いので、鋼として安易に採用するのではなく、構築と運用方針を摺り合わせる必要がある。
鋼に強い鋼というのは嬉しい性能。

〇ニダンギル
ハッサムと異なり即縛りにはできないが、剣舞することで影撃ちで縛りに行くことができるのはメタグロスと異なる点だろう。ワイドガードで全体技を防ぐことができるのも評価できる。剣舞して殴りに行くか(メガフシギバナ構築だとこの型が適する)、ワイドガードで隣の行動を保証するか(攻撃的構築ならこちらの採用が適することもあるだろう)、といった使い方が想定される。
相当Cに割いていなければサンダーの熱風2発を耐えるので、サンダー前での行動保証はそれなりに効いている。また、対テラキオン+エルフーンのような相手に安定感があるのが良い。
対メタグロスで優位な鋼枠で、サンダー前でも比較的行動し易いというのが、このポケモンの強みだろう。

〇ドリュウズ
ガブリアスやランドロスといった優秀な地面タイプが使えないこのルールにおける貴重な地面。特に、単体対象地面技を持ち得るというのは強みだろう。
突撃チョッキを持たせることで、メガサーナイト+サンダー前で行動保証が効く。熱風×2+ハイパーボイスも耐える。他の鋼と明確に異なるのは、メガサーナイト+サンダーが並んだ対面で裏から投げ易いことだろう。鋼タイプの対サンダー性能の引き上げが重要となるS6スペシャルにおいて、鋼枠として特異な性能を持ったポケモンである。
当然、メタグロスに殴り勝ち易い点でも評価が高い。

〇キリキザン
メガサーナイト+サンダーの前でまったく行動が保証されないので、対メガサーナイトの駒としての運用は絶望的。この方針での運用は諦める他ない。

〇コバルオン
メガサーナイトの上からアイアンヘッド、サンダーの上からストーンエッジと撃てるのが魅力的。但し、フェアリー耐性がなく特殊耐久が低いため、メガサーナイトにあまり安定しない。ウインディなど他で対フェアリーを強化した上で使いたい。

〇メガボスゴドラ
フィルターのお陰でサンダー前での行動が保証され易い、かと思いきや普通に10万ボルトで押し切られる。ただ、それなりに戦えるレベルにはあったのではないかと考えている。

こんなところだろうか。
まとめると、S6スペシャルで汎用的に使える鋼は、メタグロス、ニダンギル、ドリュウズの3体である、ということだ。ここに気付いているかどうかは、S6スペシャルの理解度を大きく分けるだろう。

続いて、勝敗を分けた要因その2は、仮想敵からの型の導出だろう。すなわち、仮想敵を的確に設定し、それに対して適切な型を選択できたか、である。
使用可能ポケモンが通常と異なるため、技や配分の決め方も通常ダブルとは異なる。
技の例で言えば、ここで紹介したのは、ゴウカザルのブレイズキック(メガサーナイト2発を意識)、サンダーのめざ飛(メガフシギバナに対する打点)である。他では、メガプテラのアクアテール、メガライボルトの out めざ氷 in バークアウトといった局面が挙げられる。

配分で言えば、メガサーナイトを使う上でウインディに対して動き易くするため、メガサーナイトを最速、サザンドラも最速としたことが挙げられる。対ウインディを考えてサザンドラは最速が安定するため、メガサーナイトはそのサザンドラもしっかり抜けるように最速で決定する。
レートが上がるほどに配分近辺の意識を持ったプレイヤーが多かったように感じた(ウインディ使用率も飛躍的に伸びて行った)。特に、ウインディの強さを物理・鬼バク型ともにキチンと理解できたかというのは、重要なラインだったろう。

最後に、S6スペシャルにおけるちょっとした注目ポケモンについて少し触れて総括を終了とする。

〇ウインディ
S6スペシャル最上位格。物理にしろ鬼バク型にしろ、対応はかなり面倒くさい。
物理型は鉢巻が多かったようだが、チョッキを持たせてメガサーナイト+サンダーorサザンドラのような相手に行動保証を持たせるのもよかったように思える。神速との撃ち分けをしたいことが多い印象だった。
ただ物理型の場合、威嚇をトレースされると面倒なので、いっそエンテイを使ってしまうというのでも良かっただろう。

〇ゴチルゼル
このルールにおいてメインのトリックルーム役になりそうだと考えたポケモン。潜ってみたらまったく見かけなかった(
ハッサムやウルガモスが多かったため、案外構築を組むのが難しかったせいかもしれない。私も使ったが、虫が厳しくて2戦で解体した。

〇ヌメルゴン
鋼を殴れる水耐性持ちで、対雨性能が高く、ウインディやサンダーのメイン技に耐性を持つ。かなり強い。

〇マンムー
対サンダー性能で飯食ってる。

〇マフォクシー
メガサーナイト+ゴウカザルへの性能で飯食ってる。
メガサーナイトの上からマジカルフレイムを撃つことで火力を下げる動きができるのがなかなか優秀。エスパー技でメガフシギバナを殴れるのも良い。

〇メガカイロス
メガサーナイト、メガフシギバナを恩返し1発にできるのが魅力。サンダーへの打点としてストーンエッジは必須だろう。
恩返し/ストーンエッジ/電光石火orフェイント/守る
というような技構成で用いる。プテラが苦手なので、スカーフ電気と併せて用いるのが望ましい。他では、ゴウカザルやテラキオンへの立ち回りを予め詰めておきたい。
性能は悪くないが、勝率がストーンエッジの命中以下になりそうなのが厳しい(笑)

総括は以上。

因みに、駒場祭で行われる来場者対戦会では、S6スペシャルも担当しているので、是非対戦しにきてください。
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Author:リィズ
ポケモンが好きで主に対戦を考察する。
東京大学ゲーム研究会(TGA)所属。
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